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専門商社はつまらない?【総合商社も同じじゃないですか?】

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専門商社はつまらない?【総合商社も同じじゃないですか?】

おはようございます、ゆーじです。

突然ですが、あなたはこんな疑問を持ったことは無いですか?

  • 専門商社の仕事はつまらないの?
  • やっぱり総合商社の仕事の方が楽しい?

そんな「専門商社の仕事はつまらないの?」などといった疑問について、現役の商社マンである私がお答えしたいと思います。


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専門商社はつまらない?

専門商社はつまらない?

結論としては、専門商社はつまらないと思うかは、人によると思います。

おそらく「専門商社の仕事はつまらない」と言う人が考える理由というのは、次のようなものじゃないでしょうか。

  • トレーディングが主であり投資が少ない。
  • 総合商社と比べると取引の規模感が小さい。

それぞれの理由について、考えてみたいと思います。

「専門商社はつまらない」の理由1:トレーディングが主であり投資が少ない。

理由の1つとして考えられるのは、トレーディングが主であり投資が少ないということです。

たしかに、総合商社と比べると、専門商社はトレーディングが中心であることが多いでしょう。

そうすると、鉱山を買うとか、他社や事業を買収するなどといった「投資」をやりたいと思う人からすると、「つまらない」の理由にはなるかと思います。

「専門商社はつまらない」の理由2:総合商社と比べると取引の規模感が小さい。

もう1つの理由として考えられるのは、総合商社と比べると取引の規模感が小さいということです。

総合商社の方が専門商社と比べて、持っているリソース(資金力など)が大きいため、総合商社の方が規模感の大きな取引をしている場合も多いです。

「スケールの大きい仕事をしたい」と思う人にとっては、規模感の小さな専門商社の仕事はつまらないと感じるかもしれませんね。

決算書に反映される数字(売上や利益など)も、当然のことながら、総合商社の方が大きいですよね。

ただ、従業員も総合商社の方が多いので、「従業員一人当たりの売上(利益)」で考えたら、どうなのかという気もしますが・・・

「専門商社はつまらない」に対する疑問

「専門商社はつまらない」に対する疑問

ここからは「専門商社はつまらない」という考えについて、あえて疑問を投げかけてみたいと思います。

疑問点としては、次のようなものがあります。

  • 投資は地味な仕事なのでは?
  • トレーディングは楽しくないの?
  • 特定の条件下では専門商社も「規模の大きい取引」もしているのでは?

順を追って見ていきましょう。

投資は地味な仕事なのでは?

「投資」の仕事だからといって「楽しい」と思えるかというと、それは疑問です。

「投資」の仕事をするにあたっては、何十ページにも及ぶ契約書の読み込みや、契約条件の交渉、事業の採算性を検討するための社内資料の作成、さらには関係者との会議などといった地味な仕事が連続します

果ては、会議のための関係者のスケジュール調整や、社内資料の「細かい言葉遣い」について社内の他部署と事前にすり合わせたりもします。

そうです、投資は派手そうなイメージが有っても、実はめちゃくちゃ地味な仕事のオンパレードなんです。。。

しかも、そんな地味な仕事を一生懸命になって頑張ったとしても、投資には長い時間がかかるため、それを「最初から最後まで」を担当することができない場合もあります

そういった意味で、「達成感」「やりがい」「仕事をしている感」みたいなものは、実はトレーディングと比べて、感じにくいのかもしれません。。。

トレーディングは楽しくないの?

投資は地味な仕事の連続だと述べましたが、それに比べると、トレーディングの方が楽しいかもしれません。

トレーディングは、実際の商品を買ったり、売ったりしますし、そういった意味で「商売のプレイヤー」として動き回ることになります。

実際、営業の人からは「トレーディングは、商売をやっている感があって楽しい」という言葉を聞いたりします。

(同時に「忙しくて大変」という言葉もよく聞きますが、、、)

また、投資に比べれば、トレーディングは、短い期間で完結します。

1つ1つの売買取引は、 どんなに長くても数か月以内に完結することにはなるでしょうから、投資みたいに「途中で担当から外れてしまって、取引が完了する経験を一切しない」なんてことは起きにくいです。

そういった意味では、トレーディングの方が「やりがい」などを感じやすいのではないでしょうか。

特定の条件下では専門商社も「規模の大きい取引」もしているのでは?

専門商社の中でも特定の分野が非常に強い企業があったりします。

特定の部分(商材やビジネスをする地域)に限定して考えれば、総合商社にも負けないぐらいの規模感でビジネスをしている場合もあるでしょう。

結局のところ、専門商社に入ったとしても、「自分がどの部署に配属されるのか」や「自分がどんな仕事を担当するのか」といった点が、仕事の楽しさに影響するような気がしますね。

専門商社でつまらないなら総合商社は?

専門商社でつまらないなら総合商社は?

専門商社でつまらないなら、総合商社はつまらないことは無いのでしょうか?

答えは、「おそらく違う」だと思います。

なぜ「おそらく違う」なのかは、人によって感じ方がそれぞれだからです。

もしかしたら、人によっては「自分は総合商社で働いている」という点が「自尊心」につながったり、あるいは「仕事の楽しさ」につながったりするかもしれませんからね。

総合商社でもトレーディングはやっています

トレーディングをやっているということは、入社した人は、投資ではなくトレーディングをやる部署に配属される可能性が十分にあるわけです。

また、総合商社の方が規模感の大きい取引をしているからといっても、その中で働いている人たちの仕事は「地味な仕事」であることに変わりはないと思います。

強いて言えば、「規模感の大きな仕事」の方が、取引先等の関係者は増えるでしょうし、結ばなければいけない契約が増えたりするので、「関係者とのスケジュール調整といった地味な仕事が増える」ということは言えるかもしれません。

中で働く一人の人間の視点で考えれば、自身が所属する企業が「総合商社」であろうが「専門商社」であろうが、それは大して関係ないのだと思います。

結局のところ、「どの部署に配属されるのか」や「どの仕事を任されるのか」が一番大切なんじゃないかなと思います。

まとめ

といったところで、まとめると次の通りです。

  • 専門商社はつまらないと思うかは、人によると思う。
  • 専門商社より総合商社の方が楽しいのかは疑問。
  • 結局のところ、「どの部署に配属されるのか」や「どの仕事を任されるのか」が大切。

それでは、今日のところはこのへんで。読んでいただき、ありがとうございました。

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