プロフィール

ゆーじ

大学卒業後、就職を機に関西から上京しました。周りからは「関西出身だけどあまり面白くない」「商社マンというより銀行マンっぽい」と言われます(汗)。

このページでは、私について書いてみたいと思います。
(※諸般の事情により、挿入する写真が無いのですが、なにとぞご容赦を。)

【関西のとある田舎で育つ】

山が見える緑豊かな土地で育ちました。

父と母と弟の家族4人の家庭で暮らしていたのですが、家がさほど裕福ではなかったため、両親は共働きで、7つ年下の弟の面倒を見ながら小学校や中学校時代を過ごしました。

弟にミルクをあげたり、おむつを替えたり、トイレトレーニングをしたり、保育園に弟を迎えに行ったりしたのは、今となっては良い思い出ですが、当時の遊びたい盛りの私としては、弟がいるために遊びに行くのに制限がかかっている状態で、「他の家だと、お母さんが子供の面倒をみてるのに、なんでウチは、お母さんも働きに出て、弟の面倒を俺がみるんやろ?」みたいに思ったこともありましたね。

そんなこともあってか、「もっと家にお金があれば・・・」なんてことをしばしば思いながら青春を過ごしてきました。

【進学校の高校に入学】

地元では「進学校」とされる高校に入学した私は、入学早々に衝撃を受けます。というのは、「全員が大学に進学する」ことを前提として、教師たちが入学時のオリエンテーションで話してきたからです。

私の父と母はどちらも高卒だったので、この「大学に進学して当然」という雰囲気には、かなり驚きましたね。

とはいえ、そんなにガリガリ勉強するわけでもなく、部活動に励んだり、彼女を作ったりと、それなりにハイスクール・ライフをエンジョイしていました。

【母の失踪事件】

このころ、父と母の不仲がピークだったのか、突然、母が帰ってこなくなるという事件が発生します。期間としては数か月だったかと思いますが、母はいないし、父もピリピリしちゃってるし、なかなか何とも言えない環境を経験した気がします。

何をすればいいのか分からなかったのですが、とりあえず、家計を助けようと思い、スーパーでアルバイトを始めましたね。

で、失踪事件の結果としては、母は無事に家に帰ってきて、元の状態に戻ったので良かったのですが、どうも結婚詐欺(?)に引っかかっていたっぽいです。
(詳細については、きくのが怖すぎて何もきけていません・・・)

【大学受験と挫折】

そんなこんなで、高校3年生になり、大学受験が迫ってきました。

進学校の雰囲気に流されるままに「自分も大学に進学しよう」と思い、受験勉強を始めると、親から言われたことは「うちの財力じゃ、私立は無理や。あと下宿も無理や」と言われ、「やっぱりウチにもっとお金があればなぁ」なんて思いつつも、「家から通える範囲の国公立大学」で志望校を選ぶことになりました。

ということで、関西圏ではそれなりに有名な国公立大学を受験するのですが、あえなく撃沈。

結局、1年間、浪人することになります。

これはなかなか辛かったですね。浪人で予備校に通ったわけですが、この予備校の費用は、現役で合格していたら親に出してもらう必要がなかったものですから。

1年間の猛勉強の結果、当初の志望校に無事合格することができました。

【やっぱりお金がない大学時代】

大学に入学してまず初めにしたことは、奨学金の申請でした。

が、当時の親の仕事が不安定だった(離職していた時期があった)ため、奨学金を申請するための書類を用意することができず、結局あきらめることになります。

ここから始まる貧しい大学生ライフなのですが、家から片道2時間の大学に通っていたため、アルバイトをする時間もなかなかとれず、なんとか稼いだアルバイト代も教科書代やケータイ代などでほとんど使ってしまい、毎日の昼食費にも困っていました。
(当時、ビッグサンダーというお菓子2つ、106円で昼をしのいでいました。辛かったです・・・)

たまにある友達との飲み会にも、その料金を「次のバイト代で返すから」と言って友達から借りて、飲み会に行っていました。傍から見たら、なかなか(色々な意味で)ヤバいやつだったと思います。笑

【とりあえず年収が高い企業に就活】

そうこうしているうちに、就活の時期になり、私も就活を始めました。そこでまずやったことは「就職四季報」という雑誌を見て、年収が「800万円」以上の企業をピックアップすること。

まぁ、ここまでの生い立ちを見ていただいたならば、「とにかくお金が大事」という心理になって就活する気持ちも分かってもらえるかと思います。

そうすると、「どうやら商社業界は給料が良い」らしいということが分かり、商社を重点的に就活しました(商社以外も就活したけど)。

【やはりぶち当たるお金の問題】

就活をするにあたって、ここでもお金の問題にぶち当たりました。

就職活動ってお金がかかるんですよね。

スーツやカバンやネクタイを買って、就職四季報とかの雑誌を買い、あるいは企業説明会や面接などに行くために交通費もかかる。これぐらいまでなら、まだ何とか耐えられるけど、上位企業に就活するならOB訪問は必須で、これの交通費(大阪⇔東京の交通費など)や宿泊費が馬鹿にならなかったです。

この費用の捻出に大変苦労しました。というか、ほとんどOB訪問はできていないのですが。。。

【そして、念願の商社に入社】

就活を頑張り、なんとか、とある商社から内定を得ることができました。

商社以外からもいくつか内定をもらっていた企業があったのですが、その商社に入社することを選び、今に至ります。

とりあえず、入社してからは「ビッグサンダーでなんとか食いつなぐ」みたいなひもじい経験をすることは無くなりました。私としては、かなりの進歩です。笑

【ブログについて】

このブログは、私の経験から「何か他の人に役立てることがあれば良いな」と思って始めました。

商社は、割と興味をひかれる存在みたいなので、実際に商社マンとして働いている私が、何か情報提供できるものがあればと思いながら、記事を書いています。

特に、自分が就活時代にお金が無いためにあまりOB訪問などができなかったので、同じような学生に対して、何か情報提供できれば幸いです。

さて、長々と取り留めのない話をしてしまいましたが、お付き合い
いただき、有難うございました。


◎実はTwitterもやっています。
https://twitter.com/shousya_yuji


※なお、 当サイトは、Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

投稿日:2019年6月29日 更新日:

執筆者: