よく「商社は男社会」みたいな言葉を聞いたりしないでしょうか?商社といえば、忙しいし、接待はあるし、世界中あちこちで働くし、とにかく女性にとっては過酷な職場環境である、というイメージがあるのかもしれません。今日は、そんな「商社は男社会」説について述べてみたいと思います。
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商社は男社会か
「商社は男社会であるか」という問いに対する答えは、「場合による」が正解だろうと思います。
総合職女性で考えると
総合職ならば、男性ばりにゴリゴリ仕事ができることを期待されます。
しかし、やはり女性だと、どうしても妊娠や出産などのライフイベントがあったりして、男性ほど、夜の遅い時間まで接待や飲み会に付き合えないとか、フットワーク軽く出張や駐在ができないなど、「馬力を発揮できない」場面があるでしょうから、女性は男性よりも不利な面はあるでしょう。
「女性の方が不利」というのは、つまり、女性よりも男性の方が「遅くまで接待して会社のために頑張っている」「会社に貢献している」というイメージを社内で持たれやすいということです。
そうすると、必然的に役職(管理職)に就く人たちも男性が多くなりますし、どうやっても「男目線」での組織(部署)の運営がなされることになります。こうなると、やはり男社会が形成されやすいという傾向はあるんだろうと思います。
とはいえ、もちろん、女性であっても、男性よりも優秀な人だっていると思いますし、(飲み会を遅くまで付き合うみたいなやり方ではないにしても)会社に貢献している人は間違いなくいるのです。
また、最近は「ダイバーシティ重視」の流れがあるため、会社としても積極的に女性の登用、役職への抜擢を推進していたりするので、女性にとって追い風が吹いているといえそうです。
一般職女性で考えると
一般職女性だと、基本的に出世などは無いんでしょうが、とはいえ、だいたい男性社員からチヤホヤされていますし、とにかく大事にされている感じがします。
「残業なんかしなくていいよ」「体調が悪いなら休んでいいよ」みたいな言葉が一般職女性にはよく言われています(そんな気がします)。なので、割り切ってしまえば、かなり良い職場環境を手に入れることができるのではないかと思います。
とはいえ、場合によっては、多忙な部署に配属されて残業が常態化したり、下手な総合職男性よりも一般職女性の方が仕事をする羽目になったり、というような場合もあるので、一般職女性であっても必ず「ラク」かといえば、そうではありませんが。。。
結局のところ、総合職であれ、一般職であれ、女性社員が「男社会」というものに直面するかどうかは、ケースバイケースなんだろうなと思います。
まとめ
というところで、まとめると以下のようなことがいえると思います。
- 総合職だと、女性の方が不利な面はあるだろう。とはいえ、活躍する総合職女性もいるし、女性登用の風が吹いている。
- 一般職だと、出世を捨てて割り切れば、良好な職場環境を手に入れやすい。
- 結局、総合職であれ、一般職であれ、女性社員が「男社会」というものに直面するかどうかは、ケースバイケース。
それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、有難うございました。
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