おはようございます、ゆーじです。
先日、下記のようなツイートをしました。
- 商社って「突き抜けてるヤツ」を採用しがちではあるけど、正確には「突き抜けることができるヤツ」が好きなんだと思う。
つまり、取引先の雰囲気や要望にあわせて突き抜けられる(例えば、朝まで客と一緒に飲むとか)のが商社マンにとって大切。
だから、自分勝手に尖っているのは違う気がするな。
今日は、上記ツイートに関連して述べていきたいと思います。
スポンサーリンク
商社は突き抜けた人が多い!?
商社マンって、「突き抜けている人」が多いと思います。
ずば抜けて頭の回転が速いとか、バケモノじみたコミュニケーション力を持っているとか、殺しても死なないようなバイタリティを持っているとか、とにかく通常の人間とは違う「何か」を持っている場合が多いです。
その証拠に、商社マンに話を聞いてみると、何か国語も話せたり、ナンパで何人もの異性をものにしたり、バックパック1つで何十もの国を旅したりといった経験を持っていたりします。
こんな人たちが多いのは、商社に入ってから鍛えられて「開花」するケースもあるとは思いますが、そもそもの入社以前に、商社が「突き抜けた人材」を採用していることに起因しているんだと思います。
つまり、商社は「突き抜けた人材」が好きなんです。
正確には「突き抜けることができる人材」が好き
ただ、注意してほしいのは、商社が好むのは「突き抜けた人材」というよりも「突き抜けることができる人材」だろう、ということです。
「商社」という業種柄、商社は自社単独では基本的に何もできません。
製品を作るメーカーがいて、投資資金を貸してくれる銀行がいて、一般消費者に製品を販売してくれる小売店がいて、初めて商社はビジネスができるわけです。
なので、基本的に商社は「自分が自分が」というスタンスをとるのではなく、取引先や関係する相手に対して「寄り添っていく(うまくビジネスに入っていく)」スタンスが求められます。
そして、そういった関係者と上手く関係を築いていくことが大切なわけですが、中には古い業界や、飲みの激しい業界、あるいは昼夜を問わずビジネスが動く業界の関係者とも付き合っていく必要があります。
そんな業界に上手く合わせるためには、取引先が望むならば「朝まで一緒に飲む」とか「土日返上で働く」とか、そういったことが「できる」人材が商社に必要なんですよね。
私が知っている商社マンは、24時間いつでも取引先から電話がかかってくることがあるし、その電話に出ないとメチャクチャ怒られてしまう、なんて業界で働いていました。
働き方改革の風が吹き荒れる現代においては、完全に「アウト」な気がしますが、そういった業界・取引先とビジネスをするならば、商社マンはあわせるしかないんですよね、、、
自分勝手に突き抜けるのは違う
上記の通り、商社マンは「付き合う関係者にあわせて、突き抜けることができる」ことが求められます。
なので、自分勝手に突き抜けてしまうのは、全然求められていないんですよね。
例えば、自分が酒強いからといって、乗り気じゃない取引先を無理やり飲み会に連れていったり、望まれてもないのにカラオケでバカ騒ぎするのは違うわけです。
あくまでも「相手にあわせること」ありきで、このための対応力の幅を広くするために「突き抜けることができること」という要素が求められているイメージです。
商社という業種柄、とにかく「関係者たちの間での調整役」になることが多いわけですから、「相手にあわせる」ことは必須の能力であるのは間違いないでしょう。
まとめ
といったところで、まとめると次の通りです。
- 商社マンは「突き抜けている人」が多い。
- 正確には、商社が好むのは「突き抜けることができる人」だと思う。
- 「自分勝手に突き抜けてしまう」のは求められていない。
それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、ありがとうございました。
[あわせて読みたい]
・商社マンは精神的なタフさが大切!?【精神的に強くなる方法はあります】
・商社マンは「エリート感」を出しちゃダメ!?【プライドは内に秘めるものです】
一度きりの人生、後悔したくないのなら↓