商社マンたるもの英語を話して世界中を飛び回っている、そんなイメージをお持ちではないでしょうか?では、全ての商社マンは英語が堪能なのでしょうか?このページでは商社マンの英語力について、ありのまま述べていきたいと思います。
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商社マンは英語が堪能?
結論としては、堪能な人もいるけど、そうじゃない人もいます。イメージとしては、堪能とは言えないまでも、電話やメールで意思疎通ができる程度の人が多い気がします。ただ、例外的に英語が苦手という人もいたりします。
もちろん商社マンにとって英語は重要。
やはり、世界を相手にビジネスを行う商社マンにとって英語は重要なツールです。アメリカの相手でも、ヨーロッパの相手でも、東南アジアの相手でも、基本的に英語ならば通じることが多いので、必然的に英語でのコミュニケーションをを行う場面は多くなります。
たまに、自社の関係会社ならば、日本語が通じる現地スタッフが雇用されている場合もありますが、それはごく少数です。なのでやはり、自社グループの関係会社であっても、海外企業を相手にするのであれば、やはり英語でのコミュニケーションをとることになります。
でも、実は英語が苦手な人もいる。
配属される部署によっては、国内でのみ働き、日本人しか相手にしていないという人もいたりします。そうすると、英語でのコミュニケーションを行う必要がなく、英語を使う場面が無くなってしまうので、やっぱり英語力は劣化していかざるを得ないですね。
一応、昇格要件で「TOEIC 〇〇点以上」みたいな条件があったりするので、みなさん、自主的に勉強はされているようなのですが、前述のような国内のみでの仕事の人は、業務を行う中で鍛えることができないので、多少ハンデを負っていると言えるかもしれません・・・
さらに、必ずしも英語が堪能な人ばかりが入社するわけではないので、新人の子が海外からかかってきた電話の応対で悪戦苦闘する姿は、ある意味、毎年の風物詩だったりします。テンパりながら、最終的に上席に電話を代わってもらう姿は、ちょっと微笑ましいです。
ちなみに、私の場合は・・・
私の場合は、帰国子女でもなければ、大学時代に留学したこともない超ドメスティックな人間だったので、お世辞にも英語ができるとは言えない状態で入社しました。入社当時に受けたTOEICの点数は驚異の「480点」。かなりの衝撃でした(笑)。
部署に配属されてから4日目に渡された英文契約書は、何が書かれているのかがチンプンカンプンでした。今となっては良い思い出ですが、第1条を読むだけでも1日かかっていたのは、なかなかの無力感でしたね・・・
そんな新人時代を乗り越えて、今では、それなりに海外の相手と英語でやりとりできるようになりましたし、毎日、そこそこのスピードで英文の契約書を読んでいます。
新人時代に比べれば、かなり英語が上達したのではないかと思いますが、ここまで来れたのは、仕事の中で英語を使うことで鍛えられたことと、日々の生活の中で自主的に英語を勉強してきたことのおかげなのかなと思います。やはり「実践」と「継続的な努力」が人を成長させるでしょうね。
会社に入ってから感じるのは、英語に限らず、他のことにおいても日々の努力や、自主的な勉強がとても重要だということです。それは、商材や相場についての勉強かもしれませんし、あるいは、資格の勉強なのかもしれません。いずれにせよ、人よりも優秀になりたいのなら、あるいは、出世をしたいなら、当然人よりも努力する必要があるますよね?「会社に入ったからゴール」みたいな人にはなってはいけないんだろうと思います。
それでは、今日はこのへんで。読んでいただき有難うございました。
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