企業間の取引において、何か争いが生じた際には、まず相手との協議を行いますが、この協議が上手くいかなかったとき、すなわち、「行くところまで行く」ときには裁判などの手段に打って出ることになります。ですが、裁判にはデメリットも多いもの。今日はそんな裁判に代わる手段である仲裁について述べたいと思います。
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仲裁のメリットとデメリット
仲裁のメリットは次の3点があります。
- 短期間で決着する。
- 秘密裏に争いを解決できる。
- 専門家を仲裁人に指定できるので、合理的な判断が得られる。
仲裁のデメリットは次の2点が有ります。
- 費用が高い。
- 予め契約書などで「争いは仲裁で解決する」旨を決めておく必要がある。
今日は(かなり短文ですが)このへんで。読んでいただき、有難うございました。
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