商社マンである我々も、言うなれば、サラリーマンであり、普通の会社員です。会社の命令とあらば、どのような国や地域にでも出張したり、駐在したりします。会社の指示ひとつで、営業であれ、経理であれ、何であれ、業務を行います。そんな私も経営者に一言モノ申したいときは有ります。なので、今日は経営者への提言を述べてみたいと思います。
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経営者への提言
私が経営者殿に言いたいことは、2つあります。
- もっと潤沢な人材リソースを確保してほしい。
- もっと高収益な商売にシフトすべき。
1.もっと潤沢な人材リソースを確保してほしい。
もっと多くの人材を確保すべきです。はっきり言って、現場は人が全然足りていません。もちろん、足りている部署もあるかもしれませんが、それは少数です。
ましてやこれから「働き方改革」で長時間の残業もできなくなるのに、今までと同じ人間の数で、同じ仕事量をこなすのは無理があります。
それに、人材が育つのには時間がかかります。今から例えば新卒採用したとしても、その採用された人が仕事ができるようになるためには、数年間の育成期間が必要です。中途採用をおこなうにしても、うちの会社にあった人材がパッと見つかるかと言えば、そうではないでしょう。今後、人手不足の潮流はますます深刻化していくものと思われ、中途採用もどんどん難しくなっていくはずです。
なので、今から、もっと人材を確保していきましょう。
2.もっと高収益な商売にシフトすべき。
伝統的な商売を続けることはもちろん大切ですが、もっと高収益な商売にシフトしていくべきです。投資なら投資でもっと積極的に高収益な案件に注力していくべきです。さもないと、現場は忙しくなるばかりで肝心の数字が良くなりません。これでは、社員たちの士気もなかなか高まらないと思いますし、結果として退職者が増え、ますます現場の人手不足が加速していくものと思われます。
なので、もっと高収益な商売にシフトしていきましょう。そのためにも専任の人間を多くするなど、本気で人的リソースをつけて、戦うべきです。
もちろん、トレードを軽視して、投資偏重になってしまうと、我々商社と投資銀行の差がなくなってしまう点には注意が必要だとは思います。我々はあくまでもトレードという実業に軸足を置きつつ、投資を考えるべきなのは承知しています。
まとめ
というところで、まとめると、私がモノ申したいことは次の2つです。
- もっと潤沢な人材リソースを確保してほしい。
- もっと高収益な商売にシフトすべき。
それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、有難うございました。
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