以前、総合商社の平均年収について記事を書きましたが、そういえば、専門商社の平均年収については書いていませんでした。ということで、今日は、専門商社の平均年収について書いてみたいと思います。
(もしよければ、こちらの記事もどうぞ。)
総合商社の年収【高すぎて社畜を生んでいる】
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専門商社の平均年収
今日、平均年収を紹介する企業はこちらです。なお、いずれも2019年に公表された有価証券報告書から引用しています。
- 鉄鋼業界
- 阪和興業
- 日鉄物産(旧:日鉄住金物産)
- 機械業界
- 岡谷鋼機
- 日立ハイテク
- 化学品業界
- 長瀬産業
- 稲畑産業
- 繊維業界
- 蝶理
- ヤギ
鉄鋼業界
- 阪和興業:8,288千円
- 日鉄物産:8,280千円
※日鉄物産は、鉄鋼以外にも繊維や食料の分野でもビジネスをしているようです。また、同社は2019年4月1日に商号が変更されたみたいです。
機械業界
- 岡谷鋼機 :8,446千円
- 日立ハイテクノロジーズ:8,343,236円
化学品業界
- 長瀬産業:9,408千円
- 稲畑産業:8,625千円
繊維業界
- 蝶理:8,132千円
- ヤギ:7,785,248円
考察
こうやって調べてみると、専門商社も平均年収が高いことが分かります。以前、サラリーマンの平均年収が「400万円台」と聞いたことがあるのですが、それが本当だとすると、上記の企業のいずれも、その約2倍ぐらいの平均年収となっているわけですね。
おそらく、他の商社に負けないように平均年収を設定していたり、色々と手当がつく海外駐在者の給料を積極的に参入して高く見せる、なんてことがあるんだろうなと思いますが、そうだとしてもなかなかの高給です。
・・・これは、「商社マンが就活生に人気らしい」という噂も納得です。笑
個人的には繊維業界はもっと安いかと思っていました。というのも、繊維商社だと、取り扱う製品の単価が安いと思われるため、「単価×●パーセント」でマージンを稼ぐ商社としては、「単価が安い」=「得られる収益も低い」が成立するからです。
それでもこれだけの給与水準があるということは、かなり多くの量を販売しているんじゃないかと思います。つまり、「薄利多売」の商売モデルで稼いでいるのではないかと推測できます。
まとめ
ということで、まとめると、(総合商社の平均年収も高いですが)専門商社の平均年収も高いことが分かりました。この情報が何かの参考になったのなら幸いです。
それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、有難うございました。
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