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働き方改革なんてまだまだ!?【社内向けの仕事も大いなる「敵」です】

投稿日:2020年1月3日 更新日:

働き方改革なんてまだまだ!?【社内向けの仕事も大いなる「敵」です】

あけましておめでとうございます。
ゆーじです、今年もよろしくお願いします。

さて、先日に下記のようなツイートをしました。

  • 各商社、「働き方改革」の号令の下、様々な方策を行なっているが、それが実態をともなったものなのかは怪しい気がする。
    あるいは一般職は割と恩恵を受けているのかもしれない。
    が、総合職にとっては「どこ吹く風」といった感がある。
    働き方改革できる人と、忙しいままの人の二極化が進んでいる。

働き方改革の波はやってきていますが、それがはたして浸透しているのかは疑わしいところがある気がします。

今日はそんな話に関連して述べていきたいと思います。


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働き方改革なんてまだまだ!?

働き方改革なんてまだまだ!?

はっきりいって、商社においては、働き方改革はまだ浸透していないと思います。

少なくとも当社においてはそうです。

もちろん、会社側は色々な工夫をして、社員の長時間労働を減らすように動いてはいます。

例えば、残業の上限を設けるとか、積極的に帰ることを促したりとか、あるいは仕事のために使う社内システムをある時間以降は使えなくしてしまう等ですね。

とはいえ、仕事の量がそもそも変わらないのに、急に「残業するな」とか言われても、現場の社員としてはなかなか応えられないのがほとんどじゃないかと思います。

しかも、昨今はコンプライアンスの面が何かとうるさくなり、法規制も厳しくなっているので、その対応をすることで余計に労力や時間がかかっている部分もあると思います。

なので、「仕事の量が変わらない」というより、もしかしたら「仕事の量は増えている」といえるかもしれません。

そんな状況下で、「早く家に帰れ」と言われても、、、

仕事量の多さをなんとかすべき

働き方改革がなかなか浸透しないことの理由は、仕事の量の多いことだと思います。

誰も「好きで残業をしている」わけではないんです。

商社マンだって、早く帰れるなら早く帰って、プライベートの時間を楽しみたいと思っている人がほとんどのはずです。

だけど残業してしまうのは、「残業しなければ仕事が終わらない」「長時間働かなければ仕事を回せない」という状況にあるからなんです

そこの点を解決せずに、積極的に「早く帰れ」と声掛けしたところで、何ら根本的な解決にはならないと思うんですよね。

だから、そもそも仕事量の多さを何とかすべきだと思います。

社内向けの仕事が多い

社内向けの仕事が多い

そして、仕事量の多さの原因となるものの1つに「社内向けの仕事が多いこと」というのが挙げられると思います

つまり、社内向けの会議資料や案件の説明資料を作ったり、何回も偉い人(経営陣)に報告して判断を仰ぐみたいなことをやることが仕事を増やしてしまっていると思います。

さらに言えば、書類の作り方ひとつをとっても、「この場合にはこの稟議書を使わないといけない」「書き方はこうしないといけない」みたいな『お作法』があったりすることが仕事を煩雑にしてしまっているような気がします。

もちろん、ある程度定型化しておくことで、それを見る人にとって見やすくなったりするメリットもあるので、全否定するわけでは無いのですが、作る側にとっては大変な場合が多いです。

あとは、いまだに「ハンコ」の文化だったりする点も仕事を大変にしている要因のような気がします

「●日までに経営陣全員からハンコをもらうとすると、7日前には書類を作成しないといけない。だけど、○○さんは出張で3日ぐらい不在になるかもしれないから余裕をもって10日前 or 11日前には書類を提出しないといけない」みたいに、書類作成のスケジュールを前倒しする(仕事が前倒しになって集中する)ことが起きます。

しかも、そうやって頑張ってみても、想定外の経営陣の不在が発生し、「○○さんのハンコをもらえなかったからスケジュールを1か月後ろ倒しにします」みたいなことも起き得ます。

なので、「ハンコの文化」は見直した方が良いんだろうな、と思っています。

例えば、メールで承認するように社内規則を変えるとか、あるいは最近だと、電子決裁システムみたいなものがあるのでそれを使うとか、色々な工夫方法はあると思います。

仕事のできる人に仕事は寄ってくる

これまでそれなりの年月をかけて商社で働いてきましたが、そこで思うのは「結局、仕事のできる人に仕事が寄ってくる」ということです

どうせお願いするなら、「仕事のできる人」と「仕事ができない人」のどちらに頼むか?

また、「仕事が早い人」と「仕事が遅い人」のどちらに頼むか?

答えはもちろん、「仕事ができる人」であり、「仕事が早い人」であるはずです。

なので、仕事というものは、特定の人に集中しがちであり、仕事が集中してしまう人は、どれだけ働き方改革をしてみても仕事が集中するため忙しいままなわけです。

「じゃあ、どうするのか?」ということになりますが、たぶん、その人にしかできない仕事をやらせて、それ以外の仕事(他の人でもできる仕事)は他の人に振ってしまうしかないんじゃないのかと思います。

この方法をやるには、他の人が「余分に仕事ができるだけの余裕がある」という前提条件が必要になります。

結局、「人を増やせ」ってことなんですかね。。。

いずれにせよ、「十分な人手を確保すること」と「無駄な社内向けの仕事を減らすこと」というのは、今後大切になっていくんだろうなと思います。

まとめ

といったところで、まとめると次の通りです。

  • 商社においては、働き方改革はまだ浸透していないと思う。
  • その理由は、そもそもの仕事量が多いから。
  • 社内向けの仕事の多さも原因の1つ。
  • 仕事のできる人に仕事は寄ってくる。

それでは、今日のところはこのへんで。読んでいただき、有難うございました。

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