おはようございます、ゆーじです。
先日、下記のようなツイートをしました。
- 「商社不要論」というのが叫ばれて久しい。
だが、商社を使いつつも、その論に賛成するメーカーの人がいるなら、こう言いたい。
「やってみたら?」
実際にやってみたら、どれだけ海外の取引先とのやりとりが面倒か、あるいは、どれだけ商社が泥をかぶって調整しているか、というのが分かると思う。
「商社不要論」なるものが語られるようになって久しいですが、それでも今も商社は存在しています。
今日は、そんな話に関連して述べていきたいと思います。
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商社は不要なのか?
なんだかんだ言って、商社は必要なんです。
だから、現在も商社は存在し続けるのです。
商社が何かしらの付加価値を生み出しているから、取引先(社会)から必要とされているからこそ今も存在しているのです。
たしかに、昔と比べて、グローバル化が進み、帰国子女や留学経験者はどんどん増えてきて、商社以外の企業に「英語が得意な人材」が就職しているのでしょう。
あるいは、メーカーが直接海外でビジネスを展開することも増えたでしょう。
さらには、技術が進歩して、コミュニケーション手段が多様化するとともに、より便利になってきて、海外との連絡も簡単になってきているでしょう。
とはいえ、ここぞという場面においては、やはり、泥臭い交流や、「寝技」を駆使した意思疎通というのがビジネスにおいて必要になんだと思います。
そういった部分を担当しているのが商社なんだと思います。
商社の付加価値
商社には、例えば、次のような付加価値があると思います。
- 在庫機能
- 決済条件をつなぐ機能
- 契約条件をつなぐ機能
- 為替リスクをマネージする機能
上記のような機能を(場合によっては自社でリスクを引き受ける形で)発揮する商社は、取引先にとって「嫌なものの面倒を見てくれる便利屋」として重宝できるものだと思うんです。
「商社がいるとマージンを抜かれるから嫌」というのであれば、実際に商社を外してビジネスをしてみたらいいんです。
そうすると、今まで商社が上手く調整していた(かぶっていた)リスクをもろに受けることになります。
さらに言えば、何かと面倒な海外とのやりとりや、なかなか「YES」とは言わない海外取引先との交渉など、商社が負担している「面倒ごと」は、割と色々あると思います。
そういった商社が生み出している付加価値を考えれば、「商社不要論」が唱えられているにもかかわらず、いまだに商社が健在であることに納得ができるんじゃないかと思います。
まとめ
といったところで、(少しとりとめのない話になりましたが)まとめると次の通り。
- 「商社不要論」だ何だといっても、商社は必要とされている。
- 商社は付加価値を生み出していて、だからこそ今も存在する。
それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、有難うございました。
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