おはようございます、ゆーじです。
先日、下記のようなツイートをしました。
- 自分の仕事にプライドを持つことは大切なんだけど、それと傲慢さは違う。
プライドは自信であり、自信は挫けない強さにつながるけど、傲慢さは素直さを無くし、学習の機会を奪う。
だいたい傲慢なヤツっていうのは周りから嫌われるので、それだけでチャンスを失う。
プライドと傲慢は区別しよう。
上記ツイートは、商社マンだけに限らず、広くあてはまる話ではないかと思いますが、ここでは、商社とからめて述べていきたいと思います。
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商社マンは「エリート感」を出しちゃダメ!?
商社マンって、変に「エリート感」を出してはいけないんです。
商社は、多くの場合において、立場が弱い存在です。
金を払ってくれる顧客に対しては、当然、立場が弱いですし、製品を作ってくれるサプライヤーに対しても、「これを買わせてください」「不良品の修理をお願いします」みたいに頭を下げているわけです。
また、商社は、様々な取引先の間に立って上手く調整していく役割を担うわけです。
そんな商社で働く商社マンが「自分が自分が」みたいな態度をとっていたら、取引先たちはどう思うでしょうか?
おそらく、「こんな商社とは付き合いたくない」と思われて、そもそもビジネスが成立しないか、あるいは、他の商社を連れてきて、そちらでビジネスを進めてしまうでしょう。
なので、商社マンは、どんな相手に対しても下手に出るのが王道なわけです。
もちろん、場合によっては、商社の方が立場が強いこともあったりしますし、あるいは、あえて「強い態度」で取引先との交渉に臨む場合もあります。
だけど、やっぱり下手に出て上手く相手の機嫌をとりながら仕事を進めていくことの方が圧倒的に多い気がしますね。
内に秘めたプライドが大切
上記のような話をしていると、もしかしたら、「商社マンは卑屈なの?」と疑問を持たれるかもしれません。
しかし、決してそんなことはありません。
商社マンは、自分の仕事に対してプライドをしっかりと持っています。
プライドを持っていなければ、世界を飛び回り、凄まじい業務量の仕事に立ち向かうことなんてできないでしょう。
ただ、プライドは大切なんですが、それをありありと外に出してしまうのはダメなんです。
「俺は商社マンだぜ」「エリートだから言うことを聞けよ」みたいな雰囲気を出してしまっては、それが鼻につき、取引先から嫌われてしまいます。
だから、取引先に対しては下手に出て「エリート感」を全く見せず、でも内に秘めたプライドはしっかりと持っている、という状態が良いんですよね。
商社マンは取引先にあわせてナンボ
商社マンは、取引先にあわせてナンボです。
取引先の企業文化や、製品、サービス、さらにはその取引先の属する業界について熟知しているからこそ、ビジネスに必要となる情報をうまく調達することができますし、実際にビジネスを円滑に進めることができるのです。
だから、商社マンは、自分が付き合っている取引先に「自分を寄せていく」ことが必要となりますし、実際に私の周りを見渡してみると、営業部の人たちは取引先に「染まっている」人が多いです。
例えば、鉄鋼の営業だったら、かっちりとした鉄鋼メーカーの雰囲気にあわせて常にスーツを着用していますし、IT系の営業だったら、ソフトウェアメーカー等は企業文化が新しいので、割とラフな格好で相手のところに訪問してたりします。
商社マンたるもの、変に「エリート感」を出さず、取引先に合わせていくことが大切ですね。
まとめ
といったところで、まとめると次の通りです。
- 商社マンは変に「エリート感」を出してはいけない。
- 取引先に下手に出つつも、内に秘めたプライドを持つのが大切。
- 商社マンは、取引先にあわせてナンボ。
それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、ありがとうございました。
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