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商社はきついですか?【現役商社マンが考察してみます】

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商社はきついですか?【現役商社マンが考察してみます】

おはようございます、ゆーじです。

突然ですが、あなたはこんな疑問をお持ちではないではないですか?

  • 商社ってきついの?
  • どんなところがきついの?

こんな疑問に対して、現役商社マンである私が色々と述べてみたいと思います。


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商社はきついですか?

商社はきついですか?

一言で「きつい」と言っても色々な意味合いが考えられるので、想定される「きつい」のパターンを挙げてみましょう。

ざっと思いつくものを挙げてみると、次のものが有るのではないかと思います。

  • 板挟みになってきつい
  • 激務できつい
  • 時差があってきつい
  • 飲み会がきつい
  • 寮生活や先輩との付き合いがきつい
  • 海外駐在や転勤がきつい
  • スキルが身に付かなくてきつい

それぞれを見ていきましょう。

板挟みになってきつい

こちらの記事でも書いていますが、基本的に商社マンは「板挟み」になって苦しむことが多いです。

サプライヤーと顧客の間での板挟みや、社内と社外との間での板挟みなど、常に何かに挟まれてきつい思いをしているのが商社マンなんだろうと思います。

もちろん、人によっては全然そんな苦しみを経験していないという奇特な方もいるかもしれませんが、それは稀じゃないかなと思います。

激務できつい

激務できついというのもありますね。

最近は「働き方改革」の流れを受けて改善が進んでいるようにも思われますが、それでも一部の商社マンたちは深夜や休日であっても普通に働いていたりします。

人によっては「俺、24時間勤務だから(笑)」みたいな冗談を平気で言う人もいますね。。。

もしよければ、こちらの記事もどうぞ。
商社は激務なのか【激務だけど慣れます】

時差があってきつい

時差があってきつい

時差というのも、きついの理由の一つでしょう。

海外とのやり取りが多い商社。

国によっては、会議をするなら日本時間の早朝や夜に設定せざるを得ないようなところもあります。

ふと思うのですが、なんで日本人ばっかりがこんなに辛い思いをしないといけないのでしょうね・・・?

日本人は真面目で優しすぎるのではないでしょうか。

一度でいいから「日本時間の昼に会議やるから、お前らは深夜かもしれんが起きて出てこい!」ってアメリカ人に言ってみたいと思う今日この頃です。

飲み会がきつい

飲み会がきついというのもあるかもしれません。

これは付き合いのある業界や取引先にもかなり影響されるのですが、比較的古い業界とかだと飲み会が激しいイメージが有ります。

「取引先の影響」も然ることながら、そもそも配属された部署にいる同僚や先輩社員なんかの影響もあったりしますね(特に社内の飲み会だと)。

もしよければ、(コロナ前に書いた記事ですが)こちらの記事もどうぞ。
商社は飲み会が多い?【結局は人によります】

まぁ、最近はコロナの影響もあり、ずいぶんと飲み会が減ってきた印象ですけどね・・・

寮生活や先輩との付き合いがきつい

寮の生活(イベント)や先輩との付き合いがきつい、というのもありそうです。

商社によっては、若手の寮が用意されていたりするのですが、ここではイベントが企画されたり、先輩との付き合いが発生したりします。

最近は減ったように思いますが、私が若手の頃は、「先輩とすれ違い、そうしたらそのまま飲み会に連行された」なんて話が頻繁に聞かれました。

色々なことが学べるし、楽しい場面も多いのですが、突如として発生する「先輩からの無茶ぶり」なども有ったりするので、辛いと思う人にとっては、ある意味辛い環境かもしれません。

そういえば、とある商社マンが「夜中に先輩にフードファイトさせられたのが今でもトラウマ」と言っている人がいましたね。。。

海外駐在や転勤がきつい

海外駐在や転勤がきつい

海外駐在や転勤がきつい、と思う人もいるかもしれません。

あなたは「そもそも商社なんて海外志向の人しか入ってこないのではないか」というツッコミを入れたくなるかもしれませんね。

とはいえ、就活時に「どこにでも行きます」と言っている人が入社後に「発展途上国は嫌です」とか言っていたりするのは、割と頻繁に起きたりします。

まぁ、就活のときは「受かることが全て」ですから何でも言いますよね。

もちろん、入社後に考えが変わるというパターンもあると思いますが、、、

年齢を重ねるごとに見える世界や、歩みたいキャリアが変わっていったりするでしょうし、「このタイミングで駐在するのは・・・」と思う場面もあったりするかもしれません。

そもそも、会社の都合・タイミングで海外駐在や転勤を命じられてしまうのは、めちゃくちゃリスキー(きつい)と思う人がいてもおかしくは無いようにも思います。

(商社の場合は、海外駐在や転勤をさせられる範囲が広く、かつ、その確率も高かったりしますからね。。。)

スキルが身に付かなくてきつい

スキルが身につかなくてきつい、というのも耳にします。

いわく、「商社マンは30歳以降になると大したスキルも無いから転職できない」みたいな話ですね。

とはいえ、これはケースバイケースではないかと思います。

私の周りで、30歳過ぎて立派な企業に転職した方はいますし、そもそも「商社マン」と一口に言っても、その職種や担当業務、修得しているスキルは千差万別ですからね。

もしよければ、こちらの記事もどうぞ。
商社の各部署の仕事内容【部署が違うと別の会社です】

まとめ

といったところで、まとめると次の通りです。

  • 商社で働くうえできついことは色々ある。
  • だけど飲み会なとはコロナの影響で変わってきている。

それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、有難うございました。

[あわせて読みたい]
商社の立場が弱い理由【商社マンは辛いよ】
商社が排除される!?【商社ビジネスにはシビアな世界が広がっています】
商社業界は古い業界です【偉い人は責任をとりたくないのかも?】

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