おはようございます、ゆーじです。
あなたはこんな疑問をお持ちではないでしょうか?
- 商社マンの新卒の年収はいくらなの?
- 1年目からボーナスはもらえるの?
そんな疑問に対して、現役商社マンである私がお答えしたいと思います。
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商社マンの新卒の年収は?
新卒の給料は、各会社の採用ページで公表されている通りです。
例えば、三井物産の初任給だと、こんな感じです。
- 担当職(院卒):290,000円
- 担当職(学卒):255,000円
- 業務職 :210,000円
(※同社の2021年度新卒採用のページより抜粋)
なので、学部卒で担当職として就職すると、毎月255,000円が給料として手に入るわけですね。
商社業界では、優秀な人材を確保するため、外資企業にも負けまいとして初任給が引き上げられているようですね。
正直、私がこの業界に就職したときよりも、高くなっています。。。
ボーナスは1年目からもらえる
多くの商社では、新卒1年目でも賞与(ボーナス)が支払われると思います。
1年目の賞与の金額は、たぶん月給の2か月分ぐらいじゃないでしょうか。
(三井物産の学部卒の担当職であれば、510,000円になりますね。)
本来、賞与というのは前年度の働きに対する「ご褒美」であるはずなので、去年はまだ働いていなかった1年目社員がもらえるのは、変と言えば変です。
だけど、それでも賞与を気前よく払うあたりが「商社の心意気」なのかもしれません。
そうすると、初任給の14か月分くらいが新卒の年収といえるでしょう。
(上記の場合だと、255,000円 × 14か月 = 3,570,000円)。
こうやって見ると、1年目時点では、そこまで年収は高くない感じがしますね。
家賃補助と通勤補助のブースト
家賃補助と通勤補助のブーストがあるのを忘れてはいけませんね。
多くの商社では、若手社員のための寮がありますし、通勤代も支給されます。
そうすると、実質的には、毎月10万円ぐらいの追加の給料があることになりますね。
なので、年収ベースで120万円のブーストがあると思っていいでしょう。
こうやって考えると、三井物産の担当職(学卒)の場合、1年目の実質的な年収は約480万円ぐらいと推測されます。
世のサラリーマンの平均年収が「440万円ぐらい」と聞いたことがあるので、新人の時点で既に「平均超え」をしていることになりますね。
商社マンの待遇は、新卒1年目の時点から、恵まれていると言ってもいいかもしれませんね。
2年目からがアツイ!商社の年収
商社マンの年収は2年目から跳ね上がります。
その理由としては、次の3つがあります。
- 毎月の基本給が増える
- 残業代が付けられるようになる
- ボーナスの支給額が跳ね上がる
まず、1年目から2年目に上がることで、毎月の基本給が数万円ほど増えます。
また、仕事をそれなりに任せられるようになり、残業も増えてくるので、残業代もプラスされます。
さらに、ボーナスが1年目の時と比べて軽く倍以上になります。
そうすると、年収ベースで軽く100万円以上は増えることになるわけですね。
ただ、注意が必要なのは、多くの場合、1年目の時よりも、2年目の時の方が控除される所得税が大幅に増えたりするので、思ったほど手取りの給料は増えなかったりします。
あと、本ページでいろいろ書いていますが、私もすべての商社を調べたわけでは無いので、ここに書いたことが当てはまらない会社もあると思います。ご注意を。。。
まとめ
といったところで、まとめると次の通りです。
- 商社の新卒の給料は、各会社の採用ページで公表されている通り。
- 賞与や家賃補助、通勤補助を考えると、新人の時点で「平均超え」。
- 2年目に上がると年収が跳ね上がる。
それでは、今日はこのへんで。
読んでいただき、ありがとうございました。
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