あなたは「一流の商社マンの年収はどれくらいなの?」と思ったことはありませんか。
年収が高いと言われる商社マンのなかでも「一流」ならば、年収もメチャクチャ高いんじゃないかと思われるかもしれません。
そこで、現役の商社マンである私が、この疑問にお答えしたいと思います。
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一流の商社マンの年収はどれくらい?
正直、「一流の商社マン」の定義が難しいのですが、ここでは、「5大商社」と呼ばれる総合商社5社に勤める商社マンを考えることにします。
ちなみに、 「5大商社」 は、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅の5社が該当します。
一流の商社マンの年収は約1467万円!
5大商社の平均年収を平均すると、その金額は約1467万円となります。
軽く1000万円の大台を超える金額なので、めちゃくちゃ年収が高いといえるでしょう。
ちなみに、他にも総合商社として双日や豊田通商がありますが、どちらも平均年収が1000万円を超えていますので、総合商社に勤める商社マンは「高給取り」といえそうです。
総合商社の平均年収については、こちらの記事もあわせてどうぞ。
一流の商社マンの年収といえど安定はしていない
上記のような高い年収が安定しているかといえば、そうではないです。
なぜなら、商社の給料が賞与(ボーナス)の割合が高いから。
業績が良ければ、ボーナスが高くなって年収も増えますが、逆に業績が悪化すれば、とたんに年収も減るのが商社マンの辛いところです。
しかも、総合商社は莫大な資金を投じて資源権益に手を出していたりするので、資源価格の変動が業績に多大なインパクトをもたらします。
そういった意味でも、商社マンの年収は安定していないといえるでしょう。
一流の商社マンであっても必ず優秀というわけではない
一流の商社マンであっても必ず優秀というわけではありません。
あなたは、「それだけ高い給料をもらっているなら、きっと優秀であるに違いない」と思うかもしれません。
しかし、どこの世界にも「できないヤツ」「ダメなヤツ」というのは一定数いるわけで、商社にもそういった人がいるものです。
また、「やる気のないヤツ」「燃え尽きてしまったヤツ」というのもいます。
なので、たとえ高い給料をもらっている一流の商社マンであっても必ず優秀といえるわけではないのです。
ちなみに、総合商社業界においては、「Windows2000」なんて言葉があったりします。
ろくに仕事もしないのに(する仕事も無いのに)、年収が2000万円もある商社マンのことを指します。
・・・恐ろしい世の中ですね。
まとめ
といったところで、まとめると次の通りです。
- 一流の商社マンの年収は約1467万円。
- 高給取りの一流の商社マンであっても全員が優秀であるわけではない。
それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、ありがとうございました。
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