
おはようございます、ゆーじです。
あなたはこんな疑問をお持ちではないでしょうか?
- 商社って忙しいっていうけど、いつが特に忙しいの?
今日はそんな疑問にお答えしたいと思います。
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商社の忙しい時期はいつなの?

正直、「商社」という一括りで考えるとすると、「12月と3月が忙しいんじゃないか」というのが答えになりますね。
12月は取引先への年末の挨拶があったり、忘年会で予定がびっしりと入りますし、3月は「年度末の追い込み」をかける時期ですから、とても忙しいです。
え、それじゃあ他の会社と同じ?
まぁ、商社も普通の会社ですから、他の会社と似たような忙しさになるのは仕方ないですよね。。。
さらに踏み込んで考えようとすると、もう少し細かく見ていく必要があります。
なので、職種別で考えてみましょう。
職種別の忙しい時期
職種別で考えてみると、「同じ商社」とはいえ、忙しい時期にも違いがあることが分かりますので、次の職種について考えてみます。
- 営業
- 経理
- 法務
- 人事
1.営業
「商社といえば営業」というイメージを持たれる花形部署ですが、営業が忙しいのは月末です。
月末には、月間の営業成績の締め作業があったり、その月に使った経費の精算作業に追われます。
また、その月の販売目標の「達成」「未達成」という状況から、次の月の販売計画の見直し等もやることになります。
2.経理
バックオフィス(コーポレート)部隊の1つである経理ですが、この部隊が忙しいのは月初と四半期決算の時期です。
月初は、営業が前月末にまとめ上げた売上や経費のデータを、さらにまとめて決算の形(例えば、有価証券報告書に掲載できる形)に計上していきます。
あるいは、管理会計上のデータとしてまとめ上げ、自社の経営陣に月間の企業成績を示せるように資料を作ります。
企業成績を見た経営陣は、そこから「このビジネスにはテコ入れが必要だな」みたいに次の一手を考えるんですね。
また、四半期決算を作成する時期も経理は忙しいです。
四半期は多くの会社において、「4~6月」「7~9月」「10月~12月」「1月~3月」ですから、この決算を作るとすると、7月・10月・1月・4月が忙しいわけです。
通期の決算を作る時期は、2ヶ月くらい忙しいかもしれません。
つまり、4月と5月ですね。
3.法務
契約チェックや紛争対応を行う法務は、正直、忙しい時期が読めません。
法務には営業や経理などのように「締め」や「決算」が無い一方で、重大な案件(契約交渉)が立て込んだり、裁判などの紛争が発生したりすると一気に忙しくなるためです。
昨日まで「割と暇そうにしているな」と思っていたら、今日には訴訟が発生して、急に慌ただしく動き出し、なかなか家に帰られなくなる人たちです。
数ある部署の中でも、一番忙しさが読めないのが法務といえそうです。
4.人事
採用活動や給与計算などを担う人事が忙しいのは、月初と採用活動をやっている時期でしょう。
月初は、前月の社員たちの勤務時間(残業時間)などが提出されて、給与計算に追われることになります。
また、採用活動を行っている時期は、全国各地でセミナーをやったり、ESをチェックしたり、面接の準備に奔走することになります。
この時期の採用担当者は、土日も返上して採用活動を行っているんだとか。
・・・残業代とかメチャクチャもらってそうですね(人事だからきっちり支給されるだろうし)。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
もちろん、結局のところは、その人が担当している業務などによって、個人の忙しい時期は変わってくるとは思いますが、職種別で考えることで、少しはイメージしやすかったのではないでしょうか?
といったところで、「忙しい時期」をまとめると、次の通りです。
- 商社全体では12月と3月
- 営業は月末
- 経理は月初と四半期決算の時期
- 法務は読めない
- 人事は月初と採用活動をやっている時期
それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、ありがとうございました。
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