おはようございます、ゆーじです。
あなたはこんな疑問をお持ちではないでしょうか?
- これから商社の年収は下がるの?
そんな疑問に対して、現役商社マンの私がお答えしたいと思います。
スポンサーリンク
商社の年収は下がるのか
少なくとも、来年度の年収は下がると思います。
つまり、2021年度(来年)の年収は減少するんだろうと予想しています。
なぜそう考えるかと言うと、コロナの影響を受けて各商社の利益が減っているからです。
先日、三井物産と豊田通商の第1四半期の決算が発表されていましたが、どちらも苦戦している様子です。。。
三井物産ホームページ(※プレゼンテーション資料が読みやすいです)
https://www.mitsui.com/jp/ja/ir/library/meeting/2021/index.html
豊田通商ホームページ
https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/200731_004656.html
利益が減ってしまうと、業績に連動する賞与(ボーナス)が減ることになります。
もともと商社マンの年収は、賞与の割合が高いので、ボーナスが減れば年収も大きく減ることになります。
そして、今の状況を見る限り、第1四半期で減ってしまった利益を、その後の第2四半期以降で取り返せるかと言うと、かなり厳しいんだろうと思うんですよね。。。
このように考えると、少なくとも来年(2021年)の商社マンの年収は下がりそうです。
ちなみに、ボーナスというのは、前年度の業績に紐づいています。
つまり、2020年度の業績によって、2021年に支給されるボーナスの金額が変わるわけです。
なので、今年度(2020年度)の利益が減れば、2021年のボーナスが減ってしまうんですよね、、、
いつになったらコロナが落ち着くのかは分かりませんが、これが続いて商社の業績に悪影響を与える限り、商社マンの年収(特にボーナス)にもダメージが発生するんだと思います。
コロナが続く中で商社マンの年収はどうなるのか?
コロナが長期にわたって続いた場合、商社マンの年収はどうなるのでしょうか?
まず、短期的には年収は下がると思います。
2018年度などのコロナの影響が無かった頃に比べると、確実に給料は減るでしょう。
そこから先の中長期的な話としては、「コロナの影響下でも儲かるビジネス領域に進出できるか」がカギになると思います。
そういった領域で上手く儲ける商社が出てくれば、そこで働く商社マンの年収も増えると思います。
コロナが流行しているからこそ、むしろ需要が伸びている分野はやっぱり有ると思うんですよね。
例えば、多くの人がテレワークをするようになったので、テレワーク用のオフィス機器だったり、ウェブ会議サービスなんかはビジネスチャンスが到来していそうです。
あるいは、極力外出を減らして家に引きこもる人も増えているでしょうから、食事の出前であったり、日用品の宅配あたりも需要が増していると思います。
上記のように考えると、コロナの影響下でも儲かる分野に、今まさに投資ができるかが勝負なんだろうと思います。
まとめ
といったところで、まとめると次の通りです。
- 商社マンの年収は、短期的には下がると思う。
- もしコロナが長期間続く場合には、「コロナでも儲かる分野」に進出できるかがカギ。
- そして、そんな儲かっている商社に勤務する商社マンの年収は増える。
それでは、今日のところはこのへんで。
読んでいただき、ありがとうございました。
[あわせて読みたい]
・ 総合商社の年収【高すぎて社畜を生んでいる】
・ 専門商社の平均年収【やはりなかなか高いですね】
・ 商社に対するコロナの影響【なかなかインパクトが大きいですね】
一度きりの人生、後悔したくないのなら↓