商社で働くうえで身につくスキルって何でしょうか?商社って、何かを製造しているわけでもないし、イマイチ何をしているか分からないですよね。そうすると、そんな商社の中で働いている商社マンはどんなスキルを身につけるんでしょうか?今日は、そんな商社マンが習得するスキルについて、私の経験をもとに述べてみたいと思います。
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商社で習得したスキル
私が商社で働いてきた中で習得できたと思うスキルは3つあります。
- 英語力
- 法務知識
- 段取り力
1.英語力
やはり、1番伸びたと感じるスキルは、英語力ですね。働いている中で、ある時は英語の資料を読み書きし、ある時はメールで英語を使い、またある時は英語で会議をする・・・
なかなか苦労の連続でしたが(特に英語が苦手だった私にとっては)、仕事で使っている中で自然と英語力も伸びましたね。
ちなみに、配属されて4日目で、先輩から「読め」と渡されてのは英文契約書でした。英語が苦手ながらも必死で辞書を調べ、1日かけて、やっと1ページを読んだのは、今となっては良い思い出です。笑
2.法務知識
2番目に身についたと思うのは、法務知識です。私の場合、何年か法務部に配属されて働いていたので、法律に関する知識や、契約に関する知識がずいぶんと身につきました。
さらに言えば、日本語はもちろん、英語でも契約書の読み書きができるようになったのは、なかなかのスキルだと(自分でも)思います。
これに関連して身につけた力は、わかりやすく伝える力ですね。
どうしても、法律や契約といった話は難しくなりがちなので、「どうしたら上手く伝わるだろうか」と考え、工夫し続けた結果、メールでも口頭でも(初期に比べれば)かなり分かりやすく伝えられるようになったと思います。
3.段取り力
3つ目は「段取り力」ですね。これは商社マンになったからこそ、かなり鍛えられたと思います。普段の業務の場面であれば、どの場面で上司に仕事の相談をするかや、会議をどのように設定するか、あるいは、仕事の「落としどころ」をどのように誘導するか(自分の思っているところに持ってくるか)、というところで段取りをつける力が非常に重要です。
さらには、飲み会やゴルフといった場面でも、会場選びから、メンバーへの案内から、上席への挨拶のお願いから、お会計を上手く精算するといったところまで、とにかく段取りをうまくつける必要に迫られていました。
こんな感じの商社マンライフだったので、自然と段取り力を身につけることができたと思います。
まとめ
というところで、まとめると、商社に入って習得したスキルは、次の3つです。
- 英語力
- 法務知識
- 段取り力
それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、有難うございました。
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