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商社はルールで雁字搦め!?【ルールはもちろん大切です】

投稿日:2019年12月15日 更新日:

商社はルールで雁字搦め!?【ルールはもちろん大切です】

おはようございます、ゆーじです。

先日、下記のようなツイートをしました。

  • ルールといえば、様々な業界でビジネスを行う総合商社なんて、関わる法律が非常に多いので大変。
    しかも、国内のみならず海外でもビジネスをやるわけだから、海外の法令まで関係してくる。
    というわけで、商社的には、規制緩和とか、国際的なルールの統一が進んでくれた方がラクではある。

ビジネスをやるからには、そのビジネスに関係するルールを順守しなければなりません。

とはいえ、どんなルールがあるのかを把握して(改正された場合はそれも追いかけて)、実際に守るように行動するのは大変なことだったりします。

今日は、そんな話に関連して述べていきたいと思います。


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商社はルールで雁字搦め!?

商社はルールで雁字搦め!?

商社に関わってくるルールは多いです。

ざっと例に挙げてみると、

  • 民法
  • 商法
  • 会社法
  • 下請代金支払遅延等防止法
  • 個人情報の保護に関する法律

というような国内の法律もありますし、海外に目を向けると、

  • アメリカのFCPA
  • イギリスのBribery Act
  • EUのGDPR

なんてものもあります。

さらに、半導体産業における業界ルールであるRBAなどといった業界独自の規範なんかも考えると、数え切れないぐらいのルールが商社のビジネスに関わってくるわけです。

昨今のコンプライアンス意識の高まりから、業界が独自にルールを設けることなんかは割とあり、様々な業界でビジネスを行う総合商社は、数多くの新しいルールに対応する必要があったりします。

正直にいってルールは面倒

正直、ルールって面倒くさいんですよね。

ルールを守ろうとすると、そもそもどんなルールが存在するのかを調べて、その内容を吟味し、そのルールは実際に自社に適用されるのかを検討して、適用される部分については、社内に周知をしたり、社内ルールを作って、会社として守れる体制を作っていく必要があります。

しかも、そんな体制を一度作ればいいんじゃなくて、継続的に順守できていることを確認するために社内で監査をしたり、もし不備を見つけたら改善したりする必要もあります。

「ルールを守る」って口では簡単に言えるけど、実際には非常に手間や時間がかかって面倒だし、必ずと言っていいほど「グレーゾーン」みたいな部分があるので、悩ましいことも多いです。。。

あ、誤解が無いように述べておくと、もちろん、弊社はルールはきちんと守っていますよ!

ルールの数が多ければ多いほど、企業としては面倒なんです。

余談:企業はルールの数が減ると助かる

企業としては、規制緩和(ルールの撤廃)や、ルールの統一化がされると、助かるわけです。

ルールの数が減れば、それだけ企業としては手間や時間といったものを「ルールの順守」にあてるのではなく、別の方向(もっと売り上げを増やす等)に使うことができるわけですから。

なので、TPPなどの貿易協定は企業から好まれるわけです。

貿易協定には、関税以外にも「非関税障壁」という部分でルールをターゲットにして、あまりにも煩雑なもの(自由貿易を邪魔するようなルール)は撤廃するような条項が設けられたりします。

商社はもちろんですが、グローバルにビジネスを行う企業としては、世界的なルールの統一化がなされた方が良いんだとは思います。

もちろん、ルールの統一化や撤廃(規制緩和)をしない方が、一般の消費者(一般市民)にとっては良い場合があると思います。

例えば、アメリカ産の牛肉の検疫を行うルールを緩和されてしまうと、一般の消費者としては安心してその牛肉を食べられなくなりますよね?

なので、ルールについては「世界がどんな決まり事をしていても、日本は日本独自のルールでやる」みたいなことがあっても良いと思うんですけどね。

まとめ

少し脱線してしまいましたが、まとめると次の通りです。

  • 商社に関わってくるルールは多い。
  • ルールを順守するのは大変。
  • グローバル企業は、ルールの数が減ると助かる。

それでは、今日はこのへんで。読んでいただき、有難うございました。

[あわせて読みたい]
下請法に気をつけるべき理由【うっかりしていると危険です】
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